どもです!
今日は男なら一度は憧れる万年筆についてのお話です。
父親が夜な夜な万年筆を使って手帳に日記を書いている姿に憧れていたところ、20歳の誕生日に父親から「この万年筆に見合う大人になれ」と渡された……訳ではありません。
大人っぽい綺麗な字を書きたいし、万年筆買うか!
日記でもつければ良くなるでしょ!
くらいのノリで買いました。日記は付けていません。
インクを自分で入れてメンテナンスすれば一生使える筆記具…最高じゃないですか。
そこで色々調べて私が購入した「プラチナ#3776センチュリー」について、万年筆に憧れる皆さんに使い方や使い心地について紹介したいと思います。
それではいってみましょう!
なぜセンチュリー#3776を選んだのか
見た目のかっこよさ
見てください!このフォルム!
金に深い青色!金色のペン先!この画像では透けてダサく見えますが、実物はそんなに透けないので安心して下さいね。
なんといってもペン先の切れ目の根本にある「ハート穴」と呼ばれる部分がちゃんとハートなのです!
万年筆の有名ブランドであるペリカンのスーベーレンという万年筆では下図のように丸ですね。
僕はここがハートのものが良かったので、センチュリーを選びました。
価格帯がちょうどいい
世にはもちろん書きやすくてお手頃価格の万年筆もあります。
このパイロットから発売されているカクノなんて最高です。1000円くらいで本格的な万年筆が買えちゃいます。
カートリッジではなくコンバーターにすることで好きな色のインクを吸わせることも可能です。
この価格でこの機能性。初心者にはもってこいですね!
でも、僕みたいに形から入る人間というのは、安すぎてもだめなのです!
最初からモンブランのような最高級品は怖くて買えないけど、数千円くらいの価格帯でも満足できない!そんなわがままボディ(?)にバッチリな13,000円!それがこのセンチュリー#3776なのです!
インクを吸わせることができる
上記にてカクノでも紹介しましたが、もちろんこのセンチュリーもコンバーターを装着することで好きな色のインクを注入して使用することができます。
僕は何にでも使いたかったのでブラックを選んでいますが、公的文書にも使える青や、オシャレな色合いのインクにも憧れちゃいますね!
新しくコンバーターとインクを買って気分を一新するのもありかもしれないなぁ。
長時間放置してもインクが出にくくなりにくい
センチュリーの生みの親である国産メーカープラチナが特許を取得している
スリップシール機構
これにより、万年筆使いが長年悩まされていた問題が一つ解決しました。知らんけど。
その問題とは長期間放置するとインクが乾いて万年筆が使えなくなるということ。
通常3〜6ヶ月の放置でかすれて使えなくなっていくところ、なんとスリップシール機構を搭載したこのセンチュリー#3776では最長2年放置しても大丈夫なのです!知らんけど。
いや、これは知ってます。公式サイトに書いてありました。
気になる人はこちらの公式サイトから確認して下さい ↓
絶対に飽きることを確信していた僕は、この機能がないとすぐに使えなくなっていたでしょう。
半年に1度くらいしか使いませんが、余裕で使えています。
センチュリー#3776、3150!(サイコー!)
センチュリー#3776の使い方
蓋を開ける
蓋はスリップシール機構付きのネジネジタイプです。特にめんどくさいとは思いません。
むしろねじ込み式のため、スーツで直接内ポケットに入れていてもインク漏れの心配がありません。
蓋の金縁には「PLATINUM MADE IN JAPAN #3776」と記載されています。
キャップは外したら後ろに刺しましょう!ペンの長さが伸びて書きやすいですよ!
コンバーターにインクを入れる
まずはコンバーターにインクを入れましょう!
インクの中にペン先ごとジャブっと突っ込み、上のう黒いところをクルクル。
この時、インクで手が汚れます。
服なんかにつくと取れないかもしれませんので、腕を捲って落ち着いて作業しましょう!
インクに漬けたのでドロドロですね。簡単に拭いてあげましょう。
しっかり拭こうとすると、せっかく吸い上げたインクがじゅわじゅわティッシュに染み出しちゃうので、ペン先の表面を優しく拭いてあげて下さね。
書く!
さあこれで準備完了です!
いざ書きましょう!
書き心地
スルスルとかける!
ボールペンや鉛筆とは違い、少しペン先が開くくらいの力を入れるだけでインクが出るのですーるする書けます。
ほんと書いたことない人は一度、文房具店で試し書きして下さい!
僕は昔からペンの持ち方が変で、すごく力が入っちゃうんですよ。なので、学生時代にガリガリ勉強してた時は頭より先に指先の限界が来てました。
ちゃんと万年筆用の軽い持ち方で当時から勉強していたらきっと僕は無限に勉強していたので、東大に入っていたことでしょう…。惜しいことをした…。
乾く前に触ると汚れる
字が汚いのは置いといて…。
インクはボールペンのように速乾性ではありません。
書いてからすぐに触ると写真のようにせっかく書いた文字がスレてしまいます。
そのため、スピードが必要な議事録メモや、板書をノートに写すときには使えないです。
日記や年賀状、届出文書などに使うのがオススメです!
手についたことに気づかずに書き進めると、ノートが広く汚れちゃうので注意しましょう。
万年筆はどんな人にオススメ?
いい物を大切に長く使いたい人
こだわりの人ですね。この人は絶対に買って下さい。
そしてペン先が自分の筆圧を覚えて馴染んでいく感覚を味わって下さい。
(僕はその感覚を知りませんが…。)
カッコつけたい人
万年筆というものはかっこいい大人の必需品だと思います。
いつか僕も愛用の万年筆をスマートに内ポケットから取り出して小切手にサインしたいぜ〜!
日記をつけている人
つけたい人ではなく、すでに習慣化している人です。
これからつけ始める人は、まず続けることからがんばりましょう。
飽き性のお兄さんとの約束ダゾ☆
せっかくの日記です。インクで味のある日記に仕上げちゃいましょう!
で、使ってんの?
たま〜〜〜に
僕は習慣的に文字を書く人間ではありませんので、結婚式の招待状の返信や、年賀状くらいにしか万年筆は使ってません。
一度、資格勉強の時に意気込んで使いましたが、乾く前に書き進めてしまいノートがドロドロになってからは勉強には使っておりません。
たまに取り出してインク入れて落書きしてからにっこりして筆箱に戻します。
でもいいんです。
万年筆を持っている男であるという事実のみで、僕のダンディズムレベルが3は上がったのですから!!
みなさんもぜひ、暮らしに万年筆を取り入れていきましょう!
ではまた!
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